《日本ーインドネシア国際友好展2018 ISBI BANDUNG オープニング》

図1 写真提供:ISBI Bandung / Japan and Indonesia International Friendship Exhibition 2018 OpeningⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”

「アジア国際友好展, NEO ASIA NEO JAPON 2018,華やかなオープニングでスタート・・・」
 
 2018.3.6(火)10時より,《アジア国際友好展2018》オープニング・セレモニーが,国立インドネシア芸術文化大學バンドゥン校内に併設される,ギャラリー212にて華やかに開催された。  

 本年度は,国立インドネシア芸術文化大學バンドゥン校の学長である,エエン・ヘルディア二氏,ギャラ―リー212のディレクターである,ゲリー氏より謝辞が寄せられた。また,インドネシアキュレータ―,アグス・チャハヤナ氏,ジャカルタから,デダダ・ジュ―タの主催者である,チャンドラ氏,クレド・アートスタジオのエド氏,ホームスクーリング・プルサダのラフィタ氏,インドネシアの仮面コレクターであるアブン氏も同席し,オープニング・セレモニーの主賓ゲストを務めた。セレモニーでは,国立インドネシア芸術文化大学(ISBI bandung)の学生たちからの素晴らしい合唱と舞踏から披露され,会場を訪れた観客を魅了した。

 アジア国際友好展は,2007年より開始された,日本とインドネシアの美術文化交流を基盤とし,美術展を介し両国の美術文化の紹介,学術の交流,そして,将来両国の美術を志す若者たちに向けての架け橋として開始した国際友好交流展である。  

 本年度は,アジア美術文化協会の名誉理事を務める,水谷靖氏が制作した能面作品23点をメイン・ビジュアルに,《NEO ASIA NEO JAPON 2018-日本の伝統美と現代アートの未来-》と題し,日本の写真家,デザイナー,イラストレーター,アニメーターおよび美術教育現場で活躍する若き作家11名,日本の大学・美術系大学・専門学校に在籍する学生12名,公募で選出された都内の高校生らの作品7点,絵画,写真,グラフィック,陶芸などを含む,多彩な作品およそ50点が会場内に展示された。

 今回で11年目を迎える日本-インドネシア国際友好展は,アジアのアーティストたちと美術文化交流を目的としたインドネシアでも数少ない展覧会である。日本の伝統美と現代アートの作品について考える貴重な展覧会となり,特に水谷氏の能面作品は,満場の人々から喝采を受け,日本インドネシア国際友好展に相応しい,華やかなオープニングとなった。

 



《報告―日本-インドネシア国際友好展実行委員会》


写真提供:ISBI Bandung / Japan and Indonesia International Friendship Exhibition 2018 OpeningⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”

写真提供:ISBI Bandung / Japan and Indonesia International Friendship Exhibition 2018 OpeningⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”

2018年03月06日