写真提供:ISBI Bandung / Japan and Indonesia International Friendship Exhibition 2018 Symposium
「日本-インドネシア国際友好展2018シンポジウム」スティアワン・サバナ氏について・・・・・
2018年3月8日(木)13時より,国立インドネシア芸術文化大學バンドゥン校内に併設される,ギャラリー212にて,《日本-インドネシア国際友好展2018シンポジウム》が開催された。
本シンポジウムは,同大学講師ならびに教育機関者,学生を対象としたものである。 本シンポジウムでは,同国内で著名な現代アートの作家であり,バンドゥン工科大の教授である,スティアワン・サバナ博士(Prof.
Dr Setiawan Sabana, MFA)が本会場を訪れ,インドネシア側の解説を務めた。
スティアワン・サバナ博士は,1977年にバンドン工科大学美術学部美術科を卒業し,博士号を取得し,2002年,東南アジア現代美術研究(インドネシア,マレーシア,タイ,フィリピン)のバンドン工科大学の大学院プログラムにも貢献し,博士号を授与されている。又,多くの国際展,国際セミナー,国際討論会への参加,ならびにアジアの国際芸術の振興へ寄与し,美術分野に限定されず,美術教育者としても多くの功績を残している。
本シンポジウムでは,ご自身の日本への留学談,早稲田大学での体験談についての話しをはじめられた。また,スティアワン氏がはじめて行った美術展覧会について披露され,日本の浮世絵の過去と現在について言及された。
スティアワン・サバナ氏は,紙をテーマとした,現代ア―ティストであり,現代版画の作品も多数制作している。2018年には,国立インドネシア芸術文化大學バンドゥン校内に併設される,ギャラリー212で個展を催している。
日本側の解説を務めた水谷靖氏とは,まさに同年代である。
本シンポジウムを介して,同世代を生きる,両国の著名な美術家が対談を果たす貴重な機会となった。
《報告―日本-インドネシア国際友好展実行委員会》
ⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”
写真提供:ISBI Bandung / Japan and Indonesia International Friendship Exhibition 2018 Artist TalkⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”