アジア国際友好展2017 インドネシア伝統美術体験ワークショップ

 

写真提供:ISBI Bandung / Asia International Friendship Exhibition 2017
WorkshopⒸAsia Art and Culture Association , All Right Reserved “Gallery Asumu Art Space”

 2017年7月23日(日)11時より,アジア国際友好展の会場内で、国立インドネシア芸術文化大学の学生たちが講師を務めるワークシップが開催された。参加者は、主に都内の高校に通う高校生をはじめ,日本側の作品出展者とその知り合いが中心である。
 
 ルキス・カチャ(Lukis Kaca)の名称で親しまれるガラス絵は,インドネシアの中でも特に西ジャワを代表する伝統美術として知られている。本ワークショップでは, 用意されたガラスのフレームに黒いペンで下描きを行い,その上に丁寧に着彩を重ね,参加者全員,素晴らしいガラス絵が完成した。

 そして、ワークショップ終了後,日本側の出展者が中心となり,ワンピース・コラボレーションのイベントが行われた。ワンピース・コラボレーションのワンピースとは、ポストカードサイズの小さな作品を展示し、お互いの作品を鑑賞した後に、アジアの作家と直接作品交換を行うイベントである。
 
 会場内には、都立高校の学生の作品、出展者の作品をはじめ500枚を超えるポストカードサイズのワンピース作品が準備された。本年度のワンピース・コラボレーションは、平面の作品だけでなく,立体のワンピース作品も出展され,アジアからのアーティストたち1人1人に作品紹介と展覧会参加への感謝を込めて,制作者からアジアの作家たちへ作品が手渡しされた。

 また、本年度、アジア国際友好展の協賛企業としてご賛同いただいた、田中キンカ堂の畔川氏より、アジアからのアーティスト全員にスケッチブックと絵の具の一式のセットが贈呈された。

 アジア国際友好展のフィナーレを飾るにふさわしい,心温まるコラボレーションとなり,日本とアジアの作家がひとつになったイベントであった。

《報告―アジア国際友好展実行委員会》


  • はてなブックマークに追加

クロス・アジア+クロス・アイデンティティ・コラボレーション・イベント 

■日時:2017年7月23日(日)10時30分〜16時00分
■会 場 : エコ・ギャラリー新宿 1階 展示会場
■住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11−4
■アクセス:http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html

Ⅳ. インドネシア伝統美術文化体験ワークショップ

2017年7月23日(日)10時30分 受付開始

インドネシア美術文化体験ワークショップ:11時から12時30分まで
   
1.インドネシア・バティック体験 バティック(Batik)とは、インドネシアを代表する伝統美術であり、チャンチンといわれる工具を用いて、文様を防染するロウケツ染めの技法が有名です。本ワークショップでは、インドネシア文化芸術大学の学生たちを講師に招き、会場内で手描きバティックの基礎となる様々な文様について学び、オリジナルバティックのデザイン制作を行います。

2.インドネシア・ガラス絵体験 ルキス・カチャ(Lukis Kaca)の名称で親しまれるガラス絵は、インドネシアの中でも特に西ジャワを代表する伝統美術として知られています。本ワークショップでは、インドネシア文化芸術大学の学生たちを講師に招き、会場内でガラス絵の体験ワークショップを実施します。

参加費:1500円 材料費込み予約定員制:人数が多い場合は抽選になります。
申し込み:galleryasumu@hotmail.com      
バティック、ガラス絵、いづれかをご明記いただきお名前と参加人数をお知らせください。
お問い合わせ:アジア国際友好展実行委員会 担当 水田

 



2017年08月25日